老人ホーム施設への紹介事例

INTRODUCTORY CASE

~老人ホーム施設への入居までの実際の紹介事例をご紹介いたします~

vol.005|~同じ介護施設に入居中の80代のお母さまと60代の息子さま親子~ ご家族が施設まで通うことが難しいので近くの老人ホームを探したい

施設紹介事例

相談者

息子様(弟)からご相談

入居者様の情報

年齢 性別 要介護度 症状 都道府県
80代後半 女性 要介護1 認知症あり 愛知県
年齢 性別 要介護度 症状 都道府県
60代後半 男性 要介護5 麻痺あり 愛知県

相談内容

お母さまと息子さま(兄)は大阪府内で、同じ施設に入居している。

お兄さまは脳出血の後遺症から麻痺が残り、しばしば病院に緊急搬送されている。

これまで相談者さまは愛知県から大阪の病院まで駆け付けていたが、時間的、金銭的に何度も通うことが厳しいので、お母さまも不穏にならないよう、2人を愛知県にある施設に転居させたい。

ご対応内容

加藤)今回はどのような対応をされたのでしょうか?

横井相談員)はい、要支援1で生活保護を受給されているお母さまと、しばしば病院に緊急搬送をされている要介護5のお兄さま二人が暮らせる施設がないかというご相談でした。

加藤)お二人で過ごす施設を探すのだけでも結構大変になると思いますが、そこでさらに医療行為などの対応で施設はかなり限られますよね?

横井相談員)そうなんですよ。それと、これまでお母さまとお兄さまは大阪府内の同じ施設で過ごして来られてきましたが、お二人の頼りであるご親族が愛知県から大阪まで頻繫に通うことが難しいため、愛知県で受け入れてくれる施設がないか、当ワントップパートナー名古屋東部店に相談されました。

加藤)なるほど、それだけ距離が離れているとご親族の方が定期的に訪問が難しいですね。

横井相談員)はい。厳しい条件であるので、10施設以上問い合わせたものの、なかなか見当たらず四苦八苦していました。

しかし「どうにかしたい」、そんな想いで引き続き探していると、医療対応住宅型有料老人ホームが見つかりました。

施設へお母さまとお兄様の身体的、金銭的問題について相談したところ、受け入れてくれるとのお返事をいただくことができました。

加藤)それは良かったですね!横井さまの相談者様への熱量が伝わったのではないでしょうか。ご相談者さまのご希望にも合ったのでしょうか?

横井相談員)ご希望は、同施設で別の部屋でしたが、お兄さまも資金的に余裕があるわけではなかったので、まずは訪問してから決めようと、相談者さまと私で見学に参りました。

施設長さまやスタッフの雰囲気も良く、居室も広くて、2床ベッドが入っても問題ないことが分かり、相談者さまも納得したのでその施設に決められました。

加藤)それは良かったです!でもご入居にともなうお引越しも大変ですよね?

横井相談員)そうですね。大阪の施設から名古屋への引っ越しのため、行政の移管作業なども対応して無事、医療対応住宅型有料老人ホームに転居していただくことができました。

名古屋に移られてから、相談者さまは施設に頻繁に通うことができるようになりましたが、お兄さまはこちらでも度々、緊急搬送されていて、ご逝去されてしまいました。

そのためお母さまは不安に感じられることがあったようですが、息子である相談者さまが頻繁に顔を見せていることによって安心して過ごされているようです。

お兄さまの永眠は、私も残念な気持ちでいっぱいで、せつにご冥福をお祈りしてやみません。しかしながら、相談者さまは以前よりもずっと通いやすい環境になり、お話しされていたとお聞きしているので、想いは十分に伝わったのではないかと感じています。

お母さまも面会によって次第に笑顔を取り戻すことができ、親子水入らずのひと時を過ごしているとお聞きして、私も安心しています。

加藤)そうですか。お兄さまは本当に残念でしたね。。。でもお母さまもご相談者さまもよくお会いしてお話できているようでよかったです。

横井さまインタビューありがとうございました。

横井相談員)ありがとうございました。

 

取材・記事:加藤有里子 https://okiruy.com/
okiruy(オキルイ) 2022年設立:ライター、広報支援

経歴:有料老人ホーム運営会社にて広報・マーケティングを行った後、ヘルパーを経験。
亀岡大郎取材班グループ「全国賃貸住宅新聞社」にて取材および取材・広告営業、
「展示会 賃貸住宅フェア」の一切(企画・運営・講演・営業)に携わり大阪支社長代理として
従事。その後、広報支援を行うokiruyを立ち上げる。

紹介した相談員

横井康弘

横井康弘ワントップパートナー名古屋東部店

老人ホーム紹介を始めた当初は、相談者や入居される方の理想を叶えることが大切だと思っていました。しかし、問い合わせや相談を受ける中で、その方が何に一番重きを置いていて、どのような施設をご提案したら良いか擦り合わせていくことが重要であることが分かりました。

相談者さまはケアマネジャーさまなど介護従事者ではなく、ご子息など介護のことについてほとんど知識を持ち合わせていない方も多くいらっしゃいます。そのため、施設の違いやケア、料金など、できるだけ分かりやすい言葉でお伝えして、入居される方が最適に過ごせるプランになるよう、相談者と焦点を合わせていけるよう心掛けています。

老人ホーム紹介はヘルパーの仕事とは異なり、ケア以外のさまざまな知識が必要になります。これからも勉強しながら、より多くの相談者に自らアプローチしていって、お困りの方のお役に立つことができるよう努めていきます。

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