老人ホーム施設への紹介事例
INTRODUCTORY CASE
~老人ホーム施設への入居までの実際の紹介事例をご紹介いたします~
相談者
X様の姪とケアマネージャー様からのご相談
相談内容
X様は結婚をするが子どもはおらず、夫はすでに他界。自分の兄妹も亡くなっている。60代の姪がX様を気に掛けて連絡を取るなどしている。姪とケアマネジャーはこれまで何度かX様に老人ホームの入居を勧めてきたが、見学にも至らず「自宅が良い」とおっしゃって一向に話しが進まなかった。X様は、買い物や自宅周辺の散歩を日課とし、特に持病もなくお元気だったが、最近、約束事を忘れたり、入浴をしていなかったりと、認知機能や生活機能の低下が見られるようになった。姪は夫の介護もしなければならないので、頻繁に訪問することは難しい。何かあってからでは困るので、施設入居を検討したい。
X様は夫の転勤のため定職には就かず、社交的な性格から友人がいました。多趣味で、特に布小物づくりや編み物が得意でした。80代後半になってから、周りに老い支度・終活の相談はされていたようですが、週1回の訪問介護(ヘルパー)で掃除などのサービスを受ける程度でとてもお元気でした。
しかし、高齢になってきたことに加えてコロナウイルスの長期化で、人との交流が制限されてしまったことで認知機能の低下が徐々にみられるようになりました。
例えば、冷蔵庫内に期限切れの食材があったり、約束事を忘れたり、衣類をきちんと洗わず干したり…。そんな様子を心配した姪はケアマネジャーに相談をされ、ケアマネジャーから私に問い合わせが入りました。
ご本人と面談させていただく中で、今も小物づくりが好きだということが分かり、レクリエーションが充実していること、姪の負担を軽減するため、看取り期までケアしてくれることが施設選びの条件だと判断し、介護付き有料老人ホーム2施設をご提案しました。
X様、姪、ケアマネジャー、私の4人で施設を見学。お決めになったホームは、食堂から見える庭に四季折々の植物が植えられていました。見学当時は6月で、アジサイがきれいに咲いており、まるで私たちを迎え入れているようでした。ホーム内では、フラワーアレンジメントや簡単な手づくり小物が飾ってあり、入居者同士が率先してさまざまなサークル活動を行っていることが分かりました。実際、スタッフはもちろんのこと、入居者同士もお話しされていて和やかな雰囲気でした。X様ご自身は入居するか否か、決めかねているご様子だったので、日を改めてもう一度見学させてもらうことにしました。施設長やスタッフは「X様、お待ちしていました」と温かく迎えてくださり、ケアマネジャーも「お元気なうちから入居して、色々な活動に参加すれば皆さんとの交流も楽しめると思いますよ」とX様の背中を押したことで入居に至りました。ホームに移るに当たっては、姪御様の負担を少しでも軽くしようと、必要な物品の準備など身支度をお手伝いしました。
その後、X様のもとにご挨拶に伺うと、笑顔で出迎えてくださり、楽しいとおっしゃっていて安心しました。レクリエーションにも積極的に参加されているということでした。ご相談くださったケアマネジャーや姪も安心してくださり、私も充実感を得ています。なかなか進まなかった老人ホームの入居の話も、当「ヤマダ不動産 ヤマダデンキテックランド横浜泉店」のような紹介会社が介入することによって、より良い方向に話しが進んだケースだと自負しています。
及川 真奈美ヤマダ不動産 横浜泉店
皆さまの施設探しのお役に立てますように、精一杯サポートさせていただきます。 どうぞよろしくお願い致します。