老人ホーム施設への紹介事例
INTRODUCTORY CASE
~老人ホーム施設への入居までの実際の紹介事例をご紹介いたします~
相談者
ケアマネジャーから相談
入居者様の情報
年齢 | 性別 | 要介護度 | 症状 | 都道府県 |
---|---|---|---|---|
90代後半 | 男性 | 要介護3 | 呼吸がしづらい | 奈良県 |
年齢 | 性別 | 要介護度 | 症状 | 都道府県 |
---|---|---|---|---|
90代前半 | 女性 | 要介護2 | 圧迫骨折 | 奈良県 |
相談内容
老健に入所しているご夫婦。部屋が別々なので、同室で入居できる施設を探したい
今回は、老健へ入所されている90代のご夫婦について、ケアマネジャーからご相談を受けた事例のご紹介です。
呼吸がしづらいため、一時的に老健に入所しているX様(ご主人)と、圧迫骨折で入院後、同じく老健に入所しているY様(奥様)。
お二人は奈良県橿原(かしはら)市内の同じ施設で生活されています。夫婦仲がとてもよく、日中も一緒に過ごすことが多いご様子でした。
しかし、老健ではどうしても部屋は別々となってしまいます。お二人は「一緒の部屋で過ごしたい」という気持ちが強く、老健での生活に少し寂しさを感じておられました。
すでにご自宅は手放されているので、ご夫婦は担当ケアマネジャーに「二人で入居できる施設を探してほしい」とご相談。そこから、当ワントップパートナーハート橿原店へご連絡をいただきました。
キーパーソンであるご長男夫婦にお話しを伺ったところ、ご希望として挙がったのは下記の2点でした。
①ご長男宅の大和高田市から通いやすい立地
②できる限り費用を抑えたい
X様・Y様の第一条件である「2人部屋」があり、他の条件も満たした施設を探しましたが、金額面の制約もあり空室が少なかったため、約15施設に問い合わせしました。
その中で、隣同士の部屋を確保し、片方をリビング、もう片方を寝室といった形で自由にレイアウトできる施設もありましたが、お二人の仲を聞いていると、行き来する環境よりも、同じ部屋で落ち着いてお過ごしいただけるほうが合っていると感じました。
ご希望に合う施設はなかなか見つかりませんでしたが、全力で施設探しをした結果、条件を満たす住宅型有料老人ホームが2カ所見つかり、息子様ご夫婦とともに見学しました。
それぞれの施設で雰囲気を確認し、費用面についてスタッフと話す中で、24時間看護師が常駐しているほうは、介護保険料を含め、ご夫婦合わせて月額約30万円以内で抑えられることが分かり、こちらの施設に決定しました。
また、スタッフの対応も非常に丁寧で、入居時に必要な持ち物や、入居後の注意点について時間をかけて説明してくださり、施設内もすみずみまで案内していただいたことで、息子様ご夫婦も納得されていました。
X様・Y様ご夫婦は、老健から直接こちらの施設へ移られ、3月中旬に入居されました。ご長男にその後の様子を伺ったところ、Y様は骨折も治られており、お二人とも穏やかに快適にお過ごしとのことで、私たちも安心しています。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですので、引き続きご連絡を取りながら見守ってまいります。
取材記者/加藤より
長谷 華和子(はせ かなこ)ワントップパートナーハート橿原(かしはら)店
相談をいただいた際、「家族の一員として寄り添おう」という気持ちで、相談しやすい雰囲気づくりを心掛けています。
施設見学の際にご本人やご家族が不安を感じていたら、どのような点に不安を感じているのか察したりお聞きしたりして、施設側に確認するようにしています。また、自分自身が疑問に思ったことについても、その場ですぐに質問するようにしています。
たとえば、「終の棲家」を謳っている施設で機械浴が設置されていなかった場合、寝たきりになった際はどのような入浴になるのかを確認するなどしています。奈良県内は、特養を含め介護施設の数が限られており、選択肢が少ない地域もあります。そうした中でも、金額のご相談や、エリア・設備・介護度などの細かなご希望にしっかり耳を傾け、できる限り条件に合ったご提案ができるよう努めています。
これからも、ご相談者様の思いに寄り添いながら、安心して暮らせる住まい探しのお手伝いを続けてまいります。
公開日:2025年6月5日
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