老人ホーム施設への紹介事例
INTRODUCTORY CASE
~老人ホーム施設への入居までの実際の紹介事例をご紹介いたします~
相談者
ソーシャルワーカーから相談
入居者様の情報
年齢 | 性別 | 要介護度 | 症状 | 都道府県 |
---|---|---|---|---|
60代後半 | 男性 | 要介護3 | 統合失調症 | 埼玉県 |
相談内容
老健に入所予定があるが、退所後の住処である老人ホームを探したい
今回は、老健へ入所が決まっている統合失調症の60代男性について、ソーシャルワーカーからご相談を受けた事例のご紹介です。
X様は統合失調症による問題行動で入院していましたが、症状が落ち着いたため、埼玉県内の老健に入所することが決まっていました。
キーパーソンは妹様ですが、事情により保証人になることは拒否されているため、老健のソーシャルワーカーから「当所へ入所は決まっているが、保証人が不在で生活保護受給の方のため、どう受け入れたら良いか」と当ワントップパートナー戸田店に相談がありました。
今から法定後見人を付けるには時間がかかってしまうため、生活保護の方の身元保証を行っている事業者を紹介しました。
「まずは身元保証を利用し、後見人が決まったらそちらに移行する形にしませんか」とご提案したところ、妹様、ソーシャルワーカーともに納得いただき、老健に入所することができました。
X様は入院前、お母様と生活されていましたが、お母様は認知症になってしまわれました。とてもX様をサポートできる状態ではないため、老健に入所してすぐに、退所後に入居する老人ホームを探すことになりました。
妹様からは「諸事情があって、どうしても保証人は引き受けられないけれど、面会はしたいので通いやすい場所にある施設を探してほしい」とご要望がありました。
X様にもご希望を伺うと、個室で、できれば食事がおいしいところが良いとおっしゃいました。
ご希望に合う施設は限られていましたが、埼玉県内にある24時間看護師が常駐する住宅型有料老人ホームが見つかりました。妹様と見学に伺ったところ、スタッフの皆さんの対応も良かったため妹様も気に入ってくださり、そちらへ入居が決まりました。
施設側に迅速に審査していただいたおかげで、申し込みしてから約1週間という期間で入居することができました。
老健から老人ホームへの移動は、介護タクシーを利用して妹様と一緒に入居立ち合いを行いました。
入居から4カ月が経過しましたが、精神的にも落ち着いて過ごされているようで安心しています。X様に関しては、老健に入所する相談から始まり、施設探しまで対応することができました。
余談ですが、2024年12月中旬に老健へ入所されてから約1カ月で老人ホームへの入居が実現したため、老健のソーシャルワーカーにお褒めの言葉をいただき、良い関係性を築くことができています。
今後も、関係機関との信頼関係を大切にしながら、どのようなご相談にも柔軟に対応していけるよう努めてまいります。
取材記者/加藤より
阿部 怜(あべ れん)ワントップパートナー戸田店
「他の紹介会社がしないことをしよう」をモットーに、身寄りのない方や入居に関するトラブルを抱えている方にも対応できる施設紹介を行っています。
「紹介して終わり」ではなく、トラブルを未然に防ぐためにご本人へのアドバイスを行い、入居後もご本人やキーパーソン、施設側と密に連絡を取りながら、継続的なサポートを心掛けています。
また、どんなご相談にもスピード感を持って対応し、可能な限り即日対応を心がけ、ご提案までスピーディに行うよう努めています。
老人ホームの紹介にとどまらず、家財処分など入居に関わる業務を自社で一貫して対応できる体制を構築する予定です。現在、埼玉県を拠点に活動していますが、今後は私の地元である大阪にも拠点を設けることを目指しています。
公開日:2025年5月8日
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